木材の含水率(がんすいりつ)は木材性能・品質を決める意味で大きく影響を受けるものです。
含水率を簡単に申し上げると、木材に含まれている水分量のことです。
木材は乾燥することで強度が上がるため、一定基準以下の乾燥した構造材を使う必要があります。
木材の含水率は以下の式から求められます。
木材含水率(%)=((木材の乾燥前前重量-乾燥後重量)/木材の乾燥前重量)×100
阿部建設の場合、含水率を20%以下とする基準を設け、材の割れ、曲がりなどを防ぐようにしています。
樹種によって異なりますが、立木の段階で含水率は300~400%となっている場合もあり、木材にとって乾燥は重要なものとなっています。
構造材で使う柱や梁を上棟前の「柱選び」で含水率を確認をするうにしています。