第30回 日本医学会総会 2019 中部2019.08.12

今年の4月に名古屋で開催された第30回 日本医学会総会 2019 中部の公開講座に講演者4人と共に登壇してきました。

日本医学会総会は日本における医学学会の面々が一堂に会する大会です。

 

他会場の講演者の中にはIPS細胞で有名な山中伸弥氏もいます。

私は工務店の立場で、温熱環境の良い住宅の作り方及びその効果について話をさせて頂きました。

温熱環境の良い住宅に住まうことで「健康寿命」が延びたり、疾病リスクの低減につながることがわかってきました。

今年の春までの4年間、国土交通省補助金を使って慶應義塾大学の伊香賀教授の研究により、科学的に研究が進められてきた結果です。

温熱環境の良い住宅に住まうことで、疾病リスクが減ることを「0次予防」と呼び、住みながら健康に暮らせることにつながります。

また、住宅内の温度差が少ないことで脳梗塞などヒートショックを減らします。

私はこのことを「熱のバリアフリー」と称しています。

段差や手すりがある「ハードのバリアフリー」だけでなく、目に見えない「熱のバリアフリー」は「ソフトのバリアフリー」と解釈しています。

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